そんな貴重な休息時間を増やす鍵になるのが家事効率化です。そこで忙しい方でもすぐに実践できる買い物、掃除、料理、洗濯の時短テクを大公開!加えて、ストレスを減らすマインドセットや家事代行のように便利なサービスまで紹介しているので、家事と仕事の両立に悩んでいる方ほど、目を通してみましょう。
ワーママが家事にかける時間はどのくらい?

mama worksのワーママを対象にした調査によると、ワーママが家事や育児に費やす時間は、平日で131分、休日で160分にも及びます。フルタイムの場合、平日は1日約8時間の仕事があることを考えると、起きている間のほとんどの時間を家事と仕事に費やしていることになります。
ちなみにワーママが一息つける時間は、同調査によると平日で64分、休日で97分ほどです。この一息つける時間をなるべく増やして、ワーママが体や心を休めるためには、家事の効率化が必須です。
そこでこの記事では、忙しい毎日の中でも実践できる家事効率テクを、家事の内容ごとに分けてお伝えします。
ワーママの家事効率化テク【買い物編】
家の中だけで完結しないことも多い買い物は、時間や手間のかかる家事の一つです。一方で、効率化する方法が分かれば、大幅な時短や負担の軽減ができます。忙しい方でもすぐに実践できるテクニックをいくつかみていきましょう。
1.休日に必要なものをまとめ買いする
まとめ買いは、買い物に行く回数と時間を大幅に削減できる効率化テクです。ワーママの場合、平日は仕事が遅くなったり、疲れていたりする方も多いはずなので、比較的時間と体力に余裕がある休日のまとめ買いをおすすめします。
特に、保存しやすい消耗品や日用品をまとめ買いすれば、買い物の頻度をグッと減らせます。
もし、賞味期限のある食料品をまとめ買いしたい場合は、使いまわしや、保存しやすい食材を選ぶと良いでしょう。
2.持ち運びが難しいものはネットスーパーを活用する
重い飲料やかさばる日用品のように、持ち運びが大変な商品の購入は、ネットスーパーの活用がおすすめです。スーパーまでの移動時間もかからないため、大幅に家事を効率化できます。
もし、ネットスーパーの利用に馴染みがない方は、イオンや西友のように実店舗があり、普段から利用している企業のネットスーパーを活用するのが良いでしょう。馴染みの店舗とほぼ同じラインナップなので、違和感なく買い物ができるはずです。
3.買い物の予算を決めておく
買い物に行くと、ついつい必要ない物まで買ってしまうことがありますよね。買い物前に予算を決めておくことで、必要以上の商品を購入しなくて済みます。買いすぎを抑えられれば、買い物時間が短くなり、荷物量を抑えることも可能です。
買い物で使うことなく余ったお金は、後述する家事効率化につながるサービスを利用するための予算にもできます。
ワーママの家事効率化テク【掃除編】

掃除は労力や体力を使う家事の一つなので、効率化できれば時短できるだけでなく、肉体的な負担も軽減できます。普段の掃除のやり方を少し変えるだけで実践できるテクニックをいくつかみていきましょう。
1.水回りは使用後に流す
キッチンや洗面台、お風呂などの水回りの掃除を効率化するなら、使用後にすぐ流す習慣をつけましょう。水回りは、時間が経過するとこびり付いて落ちにくい汚れ、水垢が発生しやすい場所です。
しかし、使用するたびに丁寧な掃除をしているとかえって、家事の手間や時間がかかってしまいます。そこで、水での洗い流しや、吹きかけるだけでOKな洗剤を活用することで、汚れを溜めず、本格的な掃除の回数も減らせます。
2.掃除しやすい動線を確保する
掃除しやすい動線を確保しておけば、毎回の掃除にかかる時間をグッと減らせます。家を建てたり、リフォームしたりする大掛かりな方法ではなく、インテリアの配置変更や収納を増やすだけでも、十分に掃除しやすい動線を確保できます。
インテリアの配置変更の際は、行き止まりをなくしたり、通路の幅を広くすることを意識すれば、掃除が楽になるはずです。
また、収納を増やす場合、ワゴンや棚で上方の空間を活用できれば、床に置くものが増えず、掃除機をスムーズにかけられます。
3.掃除器具を使いやすいところに置いておく
大掃除のようにまとめて掃除をしようとすると、かえって時間がかかってしまいます。忙しく、まとまった時間が掃除にかけにくいワーママほど、こまめな掃除がおすすめです。そのためには目に届く範囲に、使いやすい掃除器具を置いておきましょう。
例えば、洗面台のそばにキッチンクロス、リビングにハンディモップのような掃除器具を置くことで、気付いたときにサッと掃除ができます。
目につくところに掃除器具があれば、他のことをしながらの掃除もできるため、負担なく家事を効率化できるのが利点です。
ワーママの家事効率化テク【料理編】

家事の中でも頻度が高い料理を負担に感じるワーママは多いはずです。食材やレシピの選び方から、食後の片付けまで、実践しやすい効率化テクを紹介します。
1.作り置きできる料理を作る
料理にかかる時間や頻度をなるべく減らしたい場合、作り置きできる料理のレパートリーを増やすのが良いでしょう。作り置きには調理時間が短くなるだけでなく、光熱費の節約や洗い物が少なくなるといったさまざまなメリットがあります。
また、作り置きなら忙しい平日ではなく、時間を取りやすい休日にまとめて調理することも可能です。全部の料理を作り置きにすると飽きてしまう可能性があるので、例えば副菜系の作り置きを数種類常備しておき、メインの料理だけ都度作るといったやり方がおすすめです。
2.加工済みの食材を活用する
冷凍食材や加工済みの食材を使えば、調理時間を短縮可能です。例えば、冷凍の野菜ミックス、砂抜きの済んだアサリや、無洗米などを使えば、一手間を省いて楽に調理を進められます。
3.ワンプレートで洗い物を減らす
準備や調理工程だけでなく、後片付けも効率化できると料理の負担が減りますよね。中でも、時間のかかる洗い物を減らせれば、後片付けがグッと楽になります。
洗い物を減らす具体的な方法としておすすめなのは、料理をワンプレートに収めることです。洗い物の数が減れば、時短にも繋がりますし、洗剤の節約にもなります。
もし、食材の味が混ざるのが気になる場合は、仕切りのあるプレートやお皿を使うのが良いでしょう。プレートというと幼児向けのプラスチックのものをイメージしがちですが、最近ではカフェメニュー風の大人向けのオシャレなプレートも増えていますので、ぜひチェックしてみましょう。
ワーママの家事効率化テク【洗濯編】

料理と同じく、多くの方が毎日行う家事が洗濯です。洗う、干す、畳む、それぞれの工程ごとに効率化できるポイントがあるので、洗濯に面倒くささや大変さを感じている方は、参考にしてみましょう。
1.洗濯物を畳まずに掛ける
洗い終わった後の洗濯物は、畳んで収納にいれるべきだと思いがちですが、畳むの工程そのものを省くことで効率化が可能です。
例えば、シャツやTシャツのようにハンガーに掛けやすい衣服なら、畳まず、ハンガーに掛けて収納することで出し入れもしやすく、時短になります。その際、セーターやパーカーなど重さのある衣服だと生地が伸びてしまうこともあるため、生地の素材や製品の特徴は掛ける前に確認が必要です。
また、普通のハンガーだと収納スペースを食ってしまうという場合、折りたたみ式などの省スペースのハンガーを使用するのがおすすめ。Tシャツなど薄手の衣類であれば、かなりの枚数をまとめてハンガーにかけられますよ。
2.迷子になりやすい小物はネットにまとめる
洗濯をする際、小物がバラけていて干すときに探すのが大変という方は多いはずです。小物が迷子になってしまうのを防ぐ方法としておすすめなのが、ネットにまとめて入れることです。
洗濯後にネットから取り出すだけでOKなので、洗濯物を干すまでの時短になります。洗濯ネットは様々な大きさのものを用意しておき、入れる洗濯物の種類ごとに使い分けると、仕分けも楽になります。
3.時間がないときは部屋干しもアリ
洗濯物を庭やベランダまで干しに行こうとすると、意外に時間がかかります。その手間隙を省くのに有効なのが部屋干しです。
洗濯物を干すまでの時短になるだけでなく、洗濯物を干している最中の雨が気にならなくなるのがメリットです。最近は部屋干し専用の洗剤も豊富に販売されているので、好きな香りの洗剤や柔軟剤を選ぶと、お部屋も良い香りに包まれます。
もし部屋干し特有の臭いが衣服に付いてしまったら、40度~60度ほどの熱湯に30~60分ほど浸すことで消臭できます。
家事と仕事を両立するときストレスを溜めないマインドセット

家事と仕事を両立するとき「完璧にやらなきゃ」「他に頼める人はいないから」と頑張りすぎてしまう方は多いはずです。しかし、無理をしすぎると精神的にも肉体的にもストレスになってしまいます。
そんなとき家事や育児との向き合い方が楽になるマインドセットを紹介します。頑張りすぎてしまう方や抱え込み過ぎてしまう方ほど、参考にしてみましょう。
完璧を目指しすぎない
家事と育児を両立しようとするワーママの中には、「全てを完璧にこなさなきゃいけない」と思っている方もいるはずです。責任感が強く真面目な方ほど、完璧を追い求めがちになってしまいますが、かえって自己嫌悪や家事の長時間化につながってしまうことも。
そんなとき「100%ではなく、70%でも良いや」と許容できれば、家事に対する負担を軽減できるはずです。
いきなり考え方を大きく変えるのは難しいので、まずは、先述した家事効率化テクのように、時短術から家事負担を軽くしてみるのも一つの手段です。
全てを一人でやろうとしない
真面目なワーママほど陥りがちなのが、全てを一人でこなそうとすることです。
忙しさに追われていると、視野や選択肢が狭まりがちになってしまいますが、両親や施設、家事代行のような便利なサービスを利用することで、肉体的にも精神的にも負担が減ります。
数あるサービスの中には、家事や育児のサポートだけでなく、悩み相談までできるようなサービスもあるため、家事や仕事で疲れや悩みを抱えている方ほど、気軽に人やサービスの手を借りてみましょう。
【お悩み相談もできるオーダーメイドのご家庭サポートなら「きらりライフサポート」】
自分に優しくする
自分に対して厳しいワーママほど、先述のように完璧を目指したり、全てを一人でやろうとしてしまいます。そんな自分に厳しい方が、優しくなるための具体的な方法の一つが、家事の効率化です。
マインドセットといわれると精神的な面にフォーカスしがちですが、手間を省く、無駄を無くすといった具体的な行動の実行も「自分に優しく」に繋がります。
また、家事の効率化によって余裕が生まれたときは、趣味の時間や友人とのお出かけなど、息抜きの時間とすることで、より精神的にリラックスできるはずです。
ワーママの家事効率化にぴったりなサービス

一人で家事と育児を両立しなくても良いと思えたところで、どうすればよいのか方法や解決策が分からない方も多いはずです。そこで、ワーママの家事効率化を支えてくれるサービスをいくつかみていきましょう。
家事代行
家事代行は、依頼者の自宅に訪問して料理、洗濯、掃除などの家事を代行するサービスです。日常的な家事ならほとんど依頼できるため、利用すれば忙しいワーママの負担を軽減できます。
料金設定や依頼できる頻度、専任制や指名制など、サービスによって詳細は異なるので、自分にあったものを選ぶことが必要です。
注意点としては、ハウスクリーニングのような専門性の高い仕事は依頼できないことや、子どもやペットの世話までは依頼できないサービスがある点です。
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宅食・外食サービス
宅食・外食サービスを活用すれば、準備や後片付けの手間なく、食事を楽しめます。仕事場近くでのランチやディナー、疲れたときの宅食など、ライフスタイルやタイミングによって使い分けるのがおすすめです。
自宅でゆっくり食事ができるうえに比較的リーズナブルな宅食、片付けの手間なく美味しい料理が食べられる外食、利用するサービス選びに悩んだら、ぞれぞれの利点を比べてみると良いでしょう。
キッズ・ベビーシッター
家事代行とは異なり、小さな子どものお世話に特化したサービスを提供しているのが、キッズ・ベビーシッターです。それぞれ保護者の代わりに保育、食事、送迎まで、子どものお世話全般を請け負ってくれます。
会社にもよりますが、早朝から夜間まで家庭ごとの事情に応じて、柔軟なサービスを受けられるのがキッズ・ベビーシッターのメリットです。
注意点としては、子どもがシッターに慣れないことも考えられるため、子どもとシッターの相性を見極めたうえで依頼することをおすすめします。また子どもが病気の時には預けられないことも多いので、その点も踏まえてサービス選びをしましょう。
ランドリーサービス
洗濯代行や宅配洗濯・クリーニングといったランドリーサービスを活用すれば、洗濯の手間や時間を大幅に短縮できます。
バッグに入れた洗濯物を預けるだけでOKの洗濯代行や、洗濯・クリーニングしたい衣類を送るだけでの宅配洗濯・クリーニング、どちらも洗濯や乾燥の手間がないうえに、家庭サイズの洗濯機では難しい大量の衣類の洗濯が可能です。
自由な時間の確保や、天候を問わず洗濯したいワーママは利用してみましょう。
タスク管理アプリ
なるべくお金をかけずに家事効率化をしたい場合、タスク管理アプリの利用もおすすめです。例えば「Home Tasker」では、家事のスケジューリングや分担、タスク管理まで一度に行えます。
また、タスク管理アプリにより、家事が見える化することで、やるべきことが明確になり、漠然としていた家事に対する不安感や焦燥感の軽減できるのもメリットです。
簡単に家族と家事分担をしたい方や、たくさんある家事の何から手をつけてよいのか困っている方は、一度利用してみるのをおすすめします。
ワーママの家事効率化を実現!「きらりライフサポート」なら精神的なケアまで

「きらりライフサポート」は、家事、チャイルドケア、ペットシッターまで依頼できる完全オーダーメイドのご家庭サポートです。さまざまな家庭の悩みに対応しているため、忙しいワーママの要望にを広く対応してくれます。
そして、ホスピタリティあふれる寄り添い方のサポートが特徴なので、家族のように信頼できる存在に出会えるのも大きな魅力です。
ただ、家事や育児のサポートを依頼するだけでなく、お互いに信頼しあえる関係性を築けるようなサポーターに出会いたい方は、気軽に「利用申込み」よりご相談ください。
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