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2021.03.05

毛玉・虫食い・シワを防ぐ!セーターやニットの上手な保管方法

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ミソシル編集部

第2のお母さんとなって、育児や家事をサポートする”おせっかいな”ご家庭サポート「東京かあさん」によるWEBメディア『ミソシル』は、働く女性や子育て中のママたちに役立つ情報やニュースをお届けします。
秋頃から春頃まで長期に渡って活躍してくれる、セーターやニット。とても便利なアイテムですが、毛玉や虫食い、シワが発生しやすいという一面も持ち合わせています。生地を傷めることなくセーターやニットを長持ちさせるには、どのような点に配慮すべきなのでしょうか。上手な保管方法や扱い方のポイントをお伝えします!

引き出し・衣装ケースでの保管方法

セーターやニットは生地が伸びやすいので、できるだけ畳んだ状態で保管しておくのがおすすめ。厚みのある衣類なので、より小さくした状態に近づけるのがポイントです!では、そのステップをみてみましょう。

①まずは小さく畳む

背中側を上にして広げ、「気をつけ」するように左右の袖を下に折ります。

次に、左右の脇を背中の真ん中で合わせるように折ってください。

そして、裾側から上に3分の1ほど、さらに下から半分に折れば完成です!

②立てた状態で保管する

セーターやニットを積み重ねていると、ほかの衣類の重みで型崩れやシワが発生することも。そのため、小さく畳んだ後は立てた状態で保管するといいでしょう。

小分け用のカゴを用意しておくと、大きな引き出しや衣装ケースでも取り出しやすくなります。重ねて収納したときにありがちな「下の方の衣類が取り出しにくい」「持っていると気づかず、似たような服を買ってしまった」といった悩みも、「立てて収納」で解消できますよ!

 

工夫すればハンガーでの保管もOK

「ハンガーに吊るす=服が伸びてしまう」というイメージがありますが、うまく工夫すれば伸びを防ぎつつ保管できます。「ハンガー派」の方は、以下の方法を試してみてくださいね!

①折った状態でかけておく

セーターやニットをそのままの状態でハンガーに吊るすと、服の重みで生地が伸びてしまいます。さらに時間が経つと、型崩れの原因になってしまう可能性も。

そこで、ハンガーを使用する際は、折った状態で衣類をかけておくようにしましょう。袖が内側になる状態で折り、そのままハンガーにかければOKです。

②ほかの衣類との間隔を開けておく

セーターやニットは、生地がこすれるほど毛玉が発生しやすくなります。とくにハンガーに吊るした状態だと、ほかの衣類と当たってしまいがち。衣類同士の間隔をできるだけ広げ、毛玉の発生を防ぎましょう。

 

保管する際は「余裕をもった収納」を!

厚手のセーターやニットは収納スペースを圧迫してしまうため、ついギュウギュウに押し込んでしまう人も多いはず。こうした状態で保管していると、シワや毛玉が発生しやすく、衣類の寿命を縮めてしまいます。

大切な衣類を長持ちさせるためにも、余裕をもった収納を意識することが大切です。「もう収納スペースがない…」という方は、以下のようなアイテムがおすすめですよ!

圧縮袋

圧縮袋を使えば、厚手のニット類があっという間にコンパクトサイズに!オフシーズン中の長期保管のときだけ使用するのもいいですね。シワを予防するため、しっかりと畳んだ状態で圧縮しましょう。

吊り下げホルダー

引き出しや衣装ケースを置くスペースがない方は、クローゼットなどで使える「吊り下げホルダー」を活用してみては。1段に1着ずつ置いておけば、ほかの衣類との摩擦が起きる心配がありません。重ねずにそのまま置けるので、シワや型崩れといったリスクも防げますよ。

 

防虫剤、正しく使えていますか?

セーターやニットは虫食いの被害に合いやすいため、防虫剤と一緒に保管している人も多いのでは。ところが、防虫剤を正しく使えていないせいで、うまく効果を発揮できていないケースも見受けられます。防虫剤を使用する際は、以下のポイントを抑えておきましょう。

ポイント① 洗濯してから収納する

皮脂汚れや食べかすなどは、虫の大好物。不衛生なまま保管していると、汚れた部分を害虫が狙ってしまいます。防虫剤を設置していても、これだと一緒に虫のエサを置いているようなもの。しばらく着る予定がないセーターやニットは、収納する前に洗濯やクリーニングを済ませておきましょう。

ポイント② 空間に合った防虫剤を選ぶ

防虫剤には、さまざまな種類があります。クローゼットなどの広い場所は、「カバータイプ」の防虫剤を。小分けになった収納場所には、「引き出し・衣装ケース用」の防虫剤を選びましょう。

また、よく利用されている「服の上にポンと置くだけ」の防虫剤は、密度の高い場所だと効果が発揮されにくくなります。シワの原因にもなるため、服の詰め過ぎには注意しましょう。

ポイント③ 使用期限を確認する

ほとんどの防虫剤には、1年ほどの有効期限が設けられています。期限を過ぎると、徐々に防虫効果が弱まってしまいます。季節の変わり目などのタイミングで、定期的にチェックするよう心がけましょう。

ポイント④ 除湿剤もセットで置いておく

衣類に付きやすい虫は、湿度60%以上のジメジメした環境を好みます。とくに引き出しやクローゼットは、湿度が高くなりやすい場所。そのため、防虫剤だけでなく除湿剤もセットで置いておきましょう。あえて扉や引き出しを開放し、風通しをよくしておくのもいいですね。

 

この記事のここがミソ!

・セーターやニットは、小さく畳んで立てて保管する

折った状態でハンガーに吊るすのもOK

・防虫剤の使用時は「湿度」や「使用期限」に注意

毛玉やシワになりやすい、そしてかさばりやすいという特徴のあるセーターやニット。だからこそ、できるだけ摩擦が起きないよう、コンパクトな状態にして保管しておくことが大切です。

最近では、衣類用の「圧縮袋」や「吊り下げホルダー」といった便利なアイテムもたくさん登場しています。さらには、収納場所ごとに合ったさまざまな種類の防虫剤も。ご自宅の収納スペースに合った方法やグッズを選んで、うまく保管してくださいね。

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