2021.02.20
窓のサッシ掃除を簡単に!家にあるものでスッキリ解決
窓サッシに溜まる汚れは主に土やホコリ
窓サッシを掃除する前に、汚れの正体について知っておきましょう。知らず知らずのうちに溜まる汚れは、主に屋外にある自然のものが原因です。例えば、風で舞った土やホコリ、花粉などがありますね。その他にも、夏なら小さな虫がたくさん集まりますし、排気ガスの粉塵なども含まれています。
もちろん、家の中にあるホコリなども溜まります。また、結露によって生じたカビも掃除の頻度によっては見られるかもしれません。
窓サッシの掃除を厄介にするのは、このカビですね。カビの根っこが深ければ深いほど掃除は大変になります。しかし、放っておくとどんどん広がり、壁や天井、カーテンなどに繁殖し、アレルギーなどの原因にもつながります。
こまめに行うことが窓サッシ掃除を楽にする
窓サッシの掃除を楽に行う一番のコツは、こまめに行うことです。「これができないから困ってるんだよ」と思われるかもしれませんが、ちょっとしたついでに掃除するクセをつければ、そんなに手間をかけずにキレイな状態を維持しやすくなります。
窓サッシの掃除は大変、と思われる方は、掃除の頻度を見直しましょう。理想としては、毎月1回の頻度で掃除すると良いです。この頻度で掃除できれば、汚れもさほど溜まらず掃除にかかる時間や手間も少なくて済みます。結果、窓サッシの掃除が楽というわけです。
花粉や黄砂、夏の虫が集まりやすい時期は例外で、月に1回だけでは不十分なこともあります。こうした時期は、1週間~10日程度で行うと良いでしょう。
汚れの程度別|窓サッシの掃除方法と便利なアイテム
それでは、具体的に窓サッシの掃除方法とあったら便利なアイテムをご紹介します。基本的に、ここでご紹介するのは家にあるものを使ってできる掃除方法です。
汚れレベル・低
・掃除機と雑巾、キッチンペーパー
少なくとも毎月1回窓サッシを掃除していれば、さほど手間をかけずに簡単に掃除できます。用意するものは、掃除機と雑巾、キッチンペーパーだけ。これなら、どの家庭にもありますね。
まず掃除機のノズルを隙間掃除用に切り替えて、サッシに溜まっているゴミを出来る限り吸い込みます。そして、水を絞った雑巾やキッチンペーパーで拭くだけ。天気が良くサッシが乾いている日に行うと、掃除機でゴミを吸いやすくなります。
・食器用スポンジ、から拭き用の雑巾
汚れのこびりつきがなければ、食器用スポンジを使って掃除をする方法もおすすめです。その方法は簡単で、食器用スポンジの縦・横にカッターで4~5本ずつ切り込みを入れ、ちょうどマンゴーをカットした時のような状態にします。このスポンジに水を含ませてサッシに沿わせると、ちょうど切り込みがサッシの溝に入ってサッと掃除できます。汚れはスポンジが絡め取ってくれるため、掃除機を用意する必要もありません。
汚れレベル・中
・歯ブラシ、メラミンスポンジ、雑巾
土などがこびりついている場合は、掃除機で吸っても汚れがとれません。そんな時は、要らなくなった歯ブラシを使って汚れを掻き出してから掃除すると簡単です。その後は、先程ご紹介したマンゴーカットのスポンジやメラミンスポンジに水を含ませてこすり、雑巾で水気をとればキレイになります。
・歯ブラシ、スポンジ、食器用洗剤、雑巾
水を含ませたスポンジだけではキレイにならない場合、食器用洗剤を使った洗浄液を含ませて洗ってみても良いです。洗剤は、原液で泡立たせるのではなく、水をはったバケツに薄めて使います。量は、数秒回し入れる程度で大丈夫です。薄くても洗浄効果はあり、あとは乾いた雑巾でしっかりと拭けばすすぎも不要です。
汚れレベル・大(カビ)
・重曹とクエン酸、ペットボトル、雑巾
窓は結露によって湿気がたまりやすく、黒カビも発生しやすいです。黒カビに効果的な洗剤はあちこちで販売されていますが、もし家に重曹やクエン酸があればお金をかけずにキレイになる可能性があります。カビ用洗剤ほど強力な除去力を持っているわけではありませんが、一度試してみてはいかがでしょうか。
その方法はとても簡単です。クエン酸と重曹を1対1の割合で混ぜ、カビの部分にまぶします。少量の水をかけて発泡したら30分放置し、あとは雑巾で拭き取るだけ。
この方法で落ちなければ、市販のカビに効く洗剤を使ってみるなどしても良いかもしれませんね。
窓サッシの掃除にボンドが使えるって本当?
ちょっとした話題になっているのが、木工用ボンドを使って窓サッシの掃除をする方法です。やり方はとても簡単で、木工用ボンドを汚れの上に塗布し、乾かしてはがすだけ。
コツとしては、厚めに塗ることだそうです。固まったボンドに汚れがくっつくので、サッシの端など細かい部分の掃除に便利だと言われています。実際に木工用ボンドを使って窓の掃除ができるかというと、汚れの程度によるようです。
例えば、根の深そうな黒カビは十分にとれないなど、ガンコな汚れに関しては全て除去するのは難しいかもしれません。表面のみのあたらしいカビや蓄積していない汚れであれば、木工用ボンドが役にたつこともあるのではないでしょうか。
この記事のここがミソ!
・こまめな掃除をすることで頑固な汚れをつくらない
・月に1回の掃除がおすすめ
・汚れの度合いによって、アイテムを使い分けて掃除すると良い
今回は、窓のサッシの掃除を簡単に、そして出来るだけ家にあるもので行う方法をご紹介しました。
思いついた時に苦労して時間やお金をかけるより、掃除機と雑巾やスポンジ程度でこまめに掃除した方が経済的!掃除機を床にかけるついでに、窓をしっかりと開けてサッシの掃除も心がけると、そんなに手間はかかりません。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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