専業主婦も共働き世帯も悩みは同じ!やる気が出ない家事タスク
家の仕事と言われる家事は、炊事や洗濯、掃除など、生活する上で欠かせないものばかり。やらないと終わらないけれど、毎日繰り返されることなので「やる気が出ない」と思ってしまう日もありますよね。
なんとなくやりたくない、なんて思うことは、決して悪いことではありません。やる気が出ないと思ったら、まずはそんな自分を受け入れてみるのはいかがでしょう。そうすることで意外とやる気がでない原因がみえてくることもあります。
今回はやる気が出ない原因と具体的な解決策についてご紹介します。
家事のやる気が出ない原因は?
普段はやる気の有り無しなんて考えずにやってしまうのに、今日はどうにも家事のやる気が出ない。そう思うのはなぜでしょう。理由を深掘りしてみると、今の自分の状態に気づけるかもしれません。
やりがいを感じない
家事は生活を営む上で欠かせません。そのため毎日同じことを繰り返し、終わりが見えないと感じる場合も多いでしょう。仕事とは違い自分の収入に直結することも少なく、他の人から目に見える形で評価される機会も少ないです。
やりがいの見つけ方は人それぞれではありますが、家事へのやりがいを見出せずにやる気が出ないと感じる場合もありそうですね。
何から手をつければよいかわからない
仕事が忙しくて家事をするゆとりがない、子どものお世話に手がかかり思うように家事が進まない(涙)
家事が溜まりすぎると、まずは何をすればよいのか優先順位をつけにくくなる場合もありますよね。あれもこれもやらなくちゃ!と思うとやる気が出ないと感じたり、全ての家事を完璧にやろうと意気込むと、家事が億劫になってしまうかもしれません。
家事を自分1人で抱え込みすぎていないか、この機会に考えてみてもよさそうですね。
生活にメリハリをつけられない
外でお金をもらってやる仕事とは違い、家事は明確に始業や就業時間が決められているわけではありません。具体的に何時から何をするという決まりもないため、朝起きてから1日中だらだら過ごしてしまう場合もあるでしょう。
必ずしも仕事のように家事をスケジュール管理する必要はありませんが、メリハリのある生活を心がけることで家事のやる気やモチベーションに繋がるかもしれませんね。
疲れが溜まっている
家事は意外と肉体労働で、元気がないとやる気が出ない場合も多いです。日々の疲れを溜めたまま無理して家事をしてはいませんか?
毎日湯船に浸かって体をしっかり温めたり、マッサージやストレッチをするなどして、自分を労る時間を意識してみてはいかがでしょう。疲れを癒す自分なりの方法を見つけられるとよいですね。
ストレス
ストレスが原因で家事のやる気が削がれてしまうケースもあるようです。職場の同僚やご近所トラブルなど、ストレスによって精神的に参ってしまう場合もあるでしょう。専業主婦で周りに気軽に話せる人がいなく、孤独を感じている人もいるかもしれません。
例え小さな悩みでも1人で抱え込むと大きなストレスになってしまうかもしれません。家族など身近な人などと悩みを共有し、ストレスを溜めない方法を探してみてはいかがでしょうか。
生理や更年期障害など、体調が悪い
体調が悪いと感じたら、家事は気にせずまずは休むことに専念しましょう。風邪などの病気はもちろん、生理や更年期障害などの場合も無理は禁物です。病気ではないから、と痛みやだるさなどを放置しておいても改善されない場合もあります。
自分や家族のためにも、体調が悪いまま頑張りすぎないよう心がけましょう。
【今すぐできる】家事のやる気が出ないときの解決策
さまざまな理由で家事のやる気が出ないとき、どう乗り切ればよいのでしょう。今すぐできる解決策をご紹介します。
音楽をかける
無音の中で家事をするとつまらなくなったり、1人で悩みすぎたりして暗い気持ちになってしまう場合もありますよね。家事のやる気が出ないと思ったら、BGMとして音楽をかけてみてはいかがでしょう。
好きな曲がかかっているだけやる気が出たり、前向きな気持ちになれたりするかもしれません。好きな歌を口ずさむだけでストレス発散に繋がりそうですよね。無料の動画サイトなどでは“家事や仕事に集中できる音楽”などで検索すると、ジャズやカフェミュージックを聴くことができます。
あなたにぴったりの音楽をかけながら、楽しい気持ちで家事をこなしてみてはいかがでしょうか。
家事タスクを見直す
毎日家事に追われて疲れてしまっている、仕事と家事の両立ができない、と悩んでいるなら、家事のタスクを見直すことから始めてみるのはいかがでしょう。
毎日やるのが当たり前だと思っている家事も、2日に1回や1週間に1回程度でも問題ないかもしれません。こだわりすぎるとストレスになってしまう場合もあります。どの家事がどれくらいの頻度で必要なのか見直すことで、負担を減らしていけるとよいですね。
ルーティンを作る
家事の順番や時間を決めるなどして、家事をルーティン化してしまうのもおすすめです。毎日同じ流れで家事をすることで「次に何をすればよいか」考える手間も減り、面倒などと思わずにサクサクと家事をこなしていけるかもしれません。
家事を詰め込みすぎず、無理をしない家事ルーティンを続けられるとよいですね。
簡単なものから手をつける
重い腰が上がらない、元気なのに家事のやる気が出ないなら、とりあえず簡単な家事から手をつけるのもおすすめ。
・食べ終わった食器をキッチンに運ぶだけ
・とりあえず洗濯物を集めるだけ
自分の中でハードルの低い家事をとりあえずやってみるだけで、家事を始めるきっかけにつながるかもしれません。1度身体を動かしてしまえば、自然と他の家事をこなせる場合も多いです。
あなたにとって簡単な家事はなんですか? やる気がないときこそ、1日の最初にやる家事はハードルを下げていきましょう。
ながら家事をやめる
スマホをいじったりテレビをみながらする家事は、残念ながら効率が悪く時間がかかってしまいがち。気分転換になっているなど、上手にその時間を取り入れられているなら問題ないのですが、なんとなくスマホをみている、テレビがつけっぱなしになっているなら、それらを手放し家事に集中でいる環境を作ってみてはいかがでしょう。
家事を短時間のうちに終わらせた後なら気兼ねなく自由な時間を楽しみやすいです。家事や生活リズムにメリハリも生まれるので、試してみる価値はありそうですね。
軽い運動をする
運動不足で体が鈍っていると、動くのが面倒に感じる場合もあるでしょう。軽い運動をすると気分も晴れ、健康的に過ごせるかもしれません。外の空気を感じられるウォーキングやジョギングもよいですが、ハードルが高いなら室内でできるラジオ体操などを取り入れてみてはいかがでしょう。
少し運動するだけで、気持ちよく家事をこなしていけるかもしれませんね。
期間を決めて家事を減らす
やらなきゃいけないとわかっていても、どうしてもやる気が出ない日もあるでしょう。それならいっそ、「今日だけは」「仕事で忙しい日は」と期間を決めて、最初からあえて家事をしない選択をするのもアリではないでしょうか。
「今日だけは夕飯はテイクアウトにしよう」「仕事の繁忙期は休日もしっかり休みたいから家の掃除はやめよう」なんてくらいの意気込みで家事をするのもよいかもしれません。
家族にも事前に伝えておけば気兼ねなく家事をスキップしやすく、誤解を招くこともないでしょう。
ご褒美を用意する
家事は他人から評価されにくいぶん、自分で自分を認め、褒めてあげることも大切かもしれません。「普段は掃除しない場所をきれいにした」「数日分の料理を作り置きした」など、いつもよりちょっとでも家事を頑張ったなら、自分なりにご褒美を用意しモチベーションをあげる方法もあるようです。
ご褒美ばかりではやる気につながりにくくなってしまうので注意が必要ですが、「〇〇したいから家事をここまで頑張る」など、小さな目標があると頑張りやすくなるかもしれませんね。
【この差で解決】家事を無理なく続けるための解決法
家事は毎日続くものだからこそ、無理なく続ける工夫も大切です。無理なく続けるための具体策をご紹介します。
家族で家事を分担する
家事を1人で抱え込むのではなく、家族が快適に過ごせるようみんなで分担してみてはいかがでしょう。毎朝カーテンを開けるなど、お手伝いできることがあれば子どもにも家事をお任せしてみてもよいかもしれませんね。
家事の分担を決める際、夫と妻が5:5など、同じ分だけ家事をすることにこだわる必要はありません。お互い納得し、ストレスなく続けられることが何よりも大切です。
一方的に「今日からこの家事をして!」と言われても戸惑ってしまうかもしれません。名もなき家事と呼ばれる些細な家事もきちんと把握し、家族みんなんで話し合って分担を決められるとよいですね。
掃除アイテムや置く場所を見直す
家事の中で面倒になりがちな掃除は、使うアイテムや置く場所を見直すことでハードルを下げられる場合もあるようです。
例えば1つでいろいろな場所を掃除できる掃除用洗剤があれば「ついでにきれいにしよう」と意欲が湧くかもしれません。掃除アイテム一式を一箇所にまとめて置いておくと家族も把握しやすかったり、使う場所ごとに置いておくと掃除頻度が上がるかもしれません。
ちょっとしたことではありますが、少しの工夫で掃除を楽にできるとよいですね。
更年期などの体調不良が原因なら家族で共有する
更年期障害など長期的に体調不良が続くような場合、家族で共有し合うことも大切です。家族に心配をかけまいと無理をすると、さらに体調が悪くなるかもしれません。
更年期障害とは何なのか、具体的にどのような症状があり何が辛いのか、夫や家族と共有することでストレスなく過ごすことができたり、家事も家族みんなでこなす方法を見つけやすくなる場合もあるでしょう。
お医者さんの説明を夫や家族そろって聴くことで、より理解を得やすい環境を作ることができるかもしれませんね。
時短家電の利用
ロボット掃除機や自動調理鍋、食洗機や乾燥機付き洗濯機など、家事の負担を減らしてくれる時短家電の利用もおすすめです。気軽に買えるものではないかもしれないけれど、毎日の手間や使う頻度を考えれば決してコスパが悪い商品ではありません。
子どもに手がかかる乳幼児期や、そもそも家事に時間が避けられない共働き世帯、苦手な家事があるなら、その家事だけ時短家電を利用してみてはいかがでしょう。時短家電を利用するのは決して悪いことではありません。効率よく家事をこなす手段として、時短家電を検討してみてはいかがでしょうか。
家事代行サービスを利用する
料理を作ったり掃除をしたりなど、家事代行サービスを利用するのもおすすめです。苦手な家事だけをお願いできたり、忙しい日は家事全般をお願いできたり、利用の仕方はさまざま。使う頻度も自分の都合に合わせて利用できます。家庭の中で孤独を感じているなら、話し相手がいることで気が紛れる場合もあるかもしれません。
家族と笑顔で過ごす時間を作りやすくするための一つの選択肢として、考えてみるのもよいでしょう。
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