東京かあさんを運営する株式会社ぴんぴんころりでは、老若男女多種多様な運営チームでサービス運営を行っています。今回はそんな東京かあさんのサービスを裏側で支える72歳現役エンジニアの田中義太郎さんをインタビューしました。
なんと72歳で現役エンジニア!田中さんの現在の仕事内容
田中さん: エンジニアとして「東京かあさん」のホームページのメンテナンス及び改修作業を行っています。
週により働く時間は異なりますが、週に15時間~20時間ほど働くことが多いです。指揮してくださる方がタスクを渡してくれるので、その作業量にしたがって仕事をしています。
現在は和歌山県の自宅で仕事をしていて、東京に本社のあるぴんぴんころり社のメンバーとはリモートで密にコミュニケーションを取って働いています。
田中さん:地元和歌山県の高校を卒業し、航空自衛隊へ入隊、定年まで約35年間勤務しました。通信領域の業務に従事し、コンピュータが発達する中、システムエンジニアとして働いていました。
定年後もエンジニアとして、自治体の広域合併に伴うシステムメンテナンス(半年) 、農林水産省の統計調査(半年) 、原子炉の炉心監視システムの開発・メンテナンス(8年半)、地元企業のECサイトの開発・メンテナンス(6年) などに携わってきました。
田中さん:仕事紹介サイト「indeed」で、エイジレス様のCOBOL(プログラム言語)の案件に応募したことです。 地元企業のECサイトの開発が一段落し、次の仕事を考えて応募しました。(高齢者である)私にも可能か?と聞き応募したところ、ぴんぴんころり様を紹介されました。
全部で3社ほど応募しましたが、ぴんぴんころりさんは高齢者も積極採用しているということでお世話になった次第です。
田中さん:健康であるうちは、何かしら働くのは当然だと思っています。働くことで、刺激と緊張感が生じ、健康にも良いと考えています。
未経験領域へチャレンジ、職場環境は「働きやすく、刺激になる」
田中さん:最初に、大変明るい印象を受けました。「自分で出来る時間の範囲でやってください」と言って頂き、とても働きやすいです。
若い人達と一緒に仕事をする機会があり嬉しいです。和気あいあいとしています。代表の小日向(えり)さんも仕事に対して積極的で、社員の方がよく動いています。過去の概念や固定観念に捉われない会社です。
働き方については、現在のリモートワークが続けられればと考えております。
田中さん:事業内容については、時代の最新を行っているイメージがあります。
少子化の中、こういった(シニア人材を活かすような)ことに取り組んでいるのは、着想が素晴らしいと思います。
田中さん:全く初めての仕事ですが、勉強出来る機会を頂いてありがたいです。みなさん親切で、分からないところはサポートしてくれます。今までの仕事は一人で進めるスタイルが多かったですが、ぴんぴんころりでは、他の人に教えてもらえます。
田中さん:Slackで皆さん、いろんなことをお話しされています。皆さん自由にお食事や飲み会のお話もされていることもあります。技術面では、分からないところをSlackで問い合わせて、回答を頂いたりしています。技術的な分野で「こういう技術もあるんだ」と、勉強しがいがありますね。
田中さんの見据える未来、シニアへ伝えたいメッセージ
田中さん:自分がお世話になっている会社なので、是非発展して頂きたいです。早く技術を磨いて、戦力になれるように頑張ります。個人的には、AIとメタバース、仮想空間に興味があります。
田中さん:先入観に捉われず、何にでもチャレンジすれば良いと思います。最初は難しいですが「習うより慣れろ」という考えで、私は仕事をしています。
田中さんの入社きっかけとなったエイジレスとは?
田中さんの入社のきっかけになったエイジレスさんは、「エイジレスエージェント」という、ミドルシニア層企業をマッチングさせる、転職エージェントサービスを展開しています。
エイジレスさんの運営するオウンドメディア「AGELESS MEDIA」でも田中さんのキャリアをインタビュー記事を公開中です。セカンドライフキャリアを考えるシニアの方はぜひチェックしてみてください。
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