共働きで「夫がずるい」と妻が感じてしまう理由は?
共働きで「夫がずるい」と感じてしまう妻は多いもの。ではなぜ、妻は夫に対して「ずるい」と感じてしまうのでしょうか。よくある3つの理由について詳しくご紹介していきます。
共働きなのに夫は家事・育児をしないのがずるい
共働きで仕事をしているのに、夫は家事や育児をしない。こんな悩みを抱える方は非常に多いです。特にフルタイムで働いているのに、「ママじゃないとダメ」と言って育児から逃げたり、「家事は妻がやるのが当たり前」という固定概念を持っていたりと、家事・育児をしない夫は少なくありません。
「収入が多いんだから、自分の方が疲れている」や、「自分より働く時間が短いんだから、家事くらいできるでしょ」というように、家事をしない理由を並べる男性もいますよね。同じように働いているはずなのに、夫と妻の間で認識が異なり、家事や育児の負担を押し付けられることに「夫がずるい」と感じる女性は多いです。
共働きでも夫の自由度の方が高いのがずるい
共働きで夫も妻も仕事をしているはずなのに、明らかに自由度に違いがあると不満に思っている女性もいるでしょう。特に子どもがいる場合、妻は保育園のお迎えの時間に合わせて仕事を調節しなければいけません。熱が出てお迎えに呼ばれたら、早退をするのも妻の場合が多いですよね。
一方夫は、お迎えの時間を気にせず、自分の仕事が終わらなければ自由に残業ができます。もちろん飲み会などへの参加も自由です。夫側が早退して子どもを迎えに行ったり、子どもが居るからと飲み会を断ったりというのは、あまり聞いたことがありませんよね。
もちろん妻と夫が分担して送り迎えをしているケースもありますが、一般的には「妻に任せればいいじゃん」という風潮がまだまだ強いのが現実です。自由に残業したり飲み会に参加したりできないために、夫に対して「ずるい」と感じてしまうのは当たり前の感情ですよね。
共働きなのに夫にはのんびり座れる時間があるのがずるい
共働きで妻も夫も疲れているのに、帰ってきて用意されたご飯を食べて、後はスマホでゲームをしたり、ゴロゴロしながらテレビを見たり…。夫がのんびり過ごしている間、妻は家事や育児に追われるなんて姿は、多くの家庭で見られる光景ですよね。
仕事で疲れているのは同じなのに、夫はのんびり過ごしている。自分は仕事が終わってからも、育児に家事とやることがたくさんでソファに座ることもできないのに…という状態で、ずるいと感じない人はかなりの少数派ではないでしょうか。
中には家事ができていないことに文句をつける夫もいて、さらに共働きの妻を苦しめているケースもあるほど。子どもの寝かしつけくらいしてくれたらいいのに…、自分が食べた食器くらい片付けてくれたらいいのに…と、ついついマイナスな感情が沸き上がってしまうのは当然です。
共働きで夫にイライラしない方法は、自覚を促すこと
共働きでどうしても、夫がずるいと思ってしまう。自由にのんびり過ごす夫にイライラしてしまう。そんな悩みを抱える妻にわかってほしいのは、夫がわざと妻にすべてを任せて、自分が楽したいと思っている訳ではないということです。
夫は育児や家事に対する当事者意識が薄いため、つい妻をイライラさせてしまうケースがほとんど。夫が自ら家事や育児を手伝ってくれるように、上手に自覚を促す方法をご紹介しましょう。
できたら大げさに褒めて、家事・育児を教育する
共働きでも夫にイライラしないためには、とにかく家事・育児ができたことに対して大げさに褒めてあげましょう。褒められて嫌な気分になる人はいないので、「喜んでくれた、またやろうかな」と単純に気持ちが上向きになりやすいです。
子どものおむつを替えてくれたら「もう替えてくれたの?ありがとう」と伝える。食器を洗ってくれたら「今やろうと思ってたんだ~、ありがとう」と伝える。たった一言でも、ありがとうの言葉があるだけで受け取り方は大きく異なります。
夫が「妻のためにがんばろう」と思えるような、喜びの感情をしっかり伝えてあげましょう。
「助かったよ」と労いの言葉を掛ける
夫が家事や育児を手伝ってくれた時には、やって当然のことだと心の中では思っていても、言葉と表情では100%の感謝の気持ちを伝えましょう。「やってくれて助かったよ」や「またやってくれると嬉しいな」とストレートに伝えることで、夫の家事や育児に対する意識が変わってくるはずです。
助かったよと言われると、「また助けたい」「自分のやったことで妻が喜んでいる」と、頼りにされたい男心をくすぐる効果も期待できます。済ませた家事や育児に文句を付けたいところがあっても、夫の行動が習慣化するまでは「助かったよ」や「ありがとう」だけを伝えるようにしましょう。
相手に期待し過ぎるのを辞めるとイライラしなくなる
共働きの妻が夫にイライラしてしまうのは、自分が心の奥で勝手に期待してしまっているから。その期待を裏切られると、イライラするという感情に繋がるのです。つまり、夫に期待するのをやめるだけで、そのイライラは解消できるはずです。
やってほしいことは「言わないでもやってほしい、わかってほしい」ではなく、きちんと言葉で伝えるようにしてみてください。「愛情があるなら気づくはず」や「子どものことを考えたらわかるよね」と陰でイライラするのではなく、「言わないとわからないものなんだ」と割り切って考えた方がずっと心を健やかに保つことができますよ。
共働きでも「妻ばかり」のストレスに対処する5つの方法
共働きで同じように仕事をしているのに、どうしても妻ばかりが家事や育児をしている気持ちになってしまう。夫は何もしなくてずるいと感じてしまう。そんな悩みを抱える方のために、「妻ばかり」のストレスの対処法を5つご紹介します。
①家事を視覚化して分担する
家事が妻ばかりになってしまう場合は、視覚化して分担するのがおすすめです。共働きでも妻ばかり家事をしているケースだと、夫は妻にどれくらい負担がかかっているのか理解できていないケースが多いです。
まずはやらなければいけない家事を書き出して、現状の負担を視覚化してみてください。夫がわかりやすいように表などにしてみると、きっと妻ばかりに負担がかかっているのは一目瞭然のはず。後は話し合いをして、お互いが納得のいく分担を決めていきましょう。
②育児でできないことは授乳だけと教える
育児に苦手意識を持っていて、「ママじゃないとダメだって」と言ってしまう男性は非常に多いです。でも共働き世帯であれば、家事のすべてを妻にばかり任せてはいられませんよね。時には夫にだって、お風呂に入れたり寝かしつけをしたりする日があってもいいはずです。
「ママじゃないとダメ」という夫には、「夫ができないことは授乳だけだよ」と、きっぱり伝えてみましょう。もしもミルク育児をしている家庭であれば、「できないことはひとつもない」と理解させることが大切です。
2人の大切な子どもなんだから、2人で一緒に育てていきたいというスタンスで思いを伝えれば、夫も受け入れやすくなるはずですよ。
③休日は夫に家事・育児を任せてみる
共働きなのに妻ばかりが家事・育児をしていると、やるべきことがわからない夫ができあがります。ですから、休日にはあえて夫に家事や育児をすべて任せてみましょう。
最初は妻が横に立って教えながら、徐々に慣れさせていくのがベスト。夫が1人でも家事や育児をこなせるようになったら、妻がゆっくり過ごせる時間を作ることができます。「たまには私もゆっくりしたい」と言えば、いつも自由に過ごしている夫に断る権利はありません。
お互いが協力して、お互いに自由な時間を作れるのが、共働き世帯に必要な尊重の仕方ですよね。
④便利な家電を導入してみる
妻ばかりのストレスに、もう耐えられない!そんな時には便利な家電を導入してみる方法もおすすめです。コストはかかってしまいますが、その分毎日の家事の手間を減らすことができます。
お掃除ロボットがあれば、掃除機や拭き掃除の手間が不要になりますし、電気圧力鍋などがあれば料理も時短できます。共働きで夫も忙しくて頼れないという場合には、ストレスに押しつぶされる前に自分で自分を助けてあげることが大切です。
⑤家事を外注するのもひとつの方法
家事や育児のストレスで、もうへとへと。そんな時には、家事を外注するのもひとつの方法です。共働き世帯では夫婦で協力し合えるのが理想ではありますが、勤務時間や勤務形態によってはワンオペ育児や家事をこなさなければいけないケースも多いです。
そんな時は、家事代行サービスなどを活用して家事を外注してみてください。プロの技でおうちの中が整いますし、その分体を休めたり、やりたかったことをやったりと自由な時間を生み出すことができます。
共働きでどうしても忙しい、妻ばかりが家事をしているけど、ぜんぜん家の中が整わない。そんな時は時間と心身の安定を、お金で買うことも検討してみてください。
グチも聞いてくれる東京かあさんで、おうちもイライラもスッキリ♪
共働き世帯で夫に対してどれだけずるいと感じても、夫を変えるには大変な労力が必要です。その結果夫が家事も育児もこなせるようになれば負担は減りますが、過程を考えると更にイライラが募ってしまう可能性も高いですよね。それなら外部サービスを活用した方が、手っ取り早くイライラを解決できちゃいます。
東京かあさんでは、スタッフのお母さんができることなら何を依頼してもOK。掃除や料理など、時間内であれば複数の内容を同時に依頼することも可能です。夫よりも頼りになる東京かあさんに、負担となる家事をお願いしてみてください。
ちょっぴりお節介なお母さん達は、まるで本当の母親のように、夫のグチまで聞きながら家事をササっとこなしてくれますよ♪
1分でわかる!東京かあさんってこんなサービス
よく読まれている記事
RANKING