内容も大切!75歳以上の女性が仕事を続けるには?
75歳以上になっても現役で仕事を続けたいと思っている方は多いはず。しかし、年齢を重ねてくると、体力的、肉体的に不安を感じやすくなります。高齢者が仕事を長く続けていくためには、仕事内容や普段の生活を見直すことも必要です。
そこで、75歳以上になっても女性が仕事で活躍し続けるためのコツをご紹介します。
75歳からの仕事は心身の負担を考慮
75歳以上の女性が仕事をするときには、体への負担度を考慮しましょう。短期的ではなく、長く仕事を続けるためには、収入面よりも健康を1番に考えるのがおすすめです。
シニアになると若い頃と比べて体力が落ちてきます。だからこそ、体力勝負の仕事をするのではなく、人生経験や長年培ってきたスキルを活かして働くようにしましょう。
もし長時間働きたい場合は、デスクワークや軽作業など、肉体的な負担が少ない仕事を選ぶと良いでしょう。
仕事の休息をとりやすい職場環境が大切
適度な運動をして、適度に休息をとっていれば、長く現役として働けます。そして適度な運動や休息のために大切なのは職場環境です。
余裕のあるシフトを組める職場や、勤務日や時間を調節しやすい環境なら、休息をとりやすくなります。また、清掃業のように業務を通して、適度に体を動かせる仕事もいいですね。
ちなみに自宅からの距離が近い職場を選べば、通勤で余計な体力を使わなくて済みます。
仕事中の身だしなみを整える
身だしなみを整えることは、オンとオフの切替になります。仕事に出かけない日も朝起きたら身だしなみを整えれば、生活にハリが生まれるのです。
また、職場でもきちんと身だしなみを整えることで、同僚や取引先、お客さんから好印象を得られますよ。
仕事探しをするなら!75歳以上の女性が求人を探す方法を紹介
75歳以上になると若い頃と比べて、選べる求人の幅が狭まり、応募できる求人の数も減少する傾向にあります。若い頃と同じように仕事探しをしていると、行き詰まってしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで高齢者だからこそ利用できるサービスや、高齢者でも仕事を探すための具体的な方法を解説します。
単発の仕事が豊富!シルバー人材センター
シルバー人材センターは、企業や公共団体、家庭から高齢者にふさわしい仕事を引き受け、所属する会員に提供している施設です。利用するためには年額2,000円の会費を支払い、この施設の会員となる必要があります。
わずかに年会費はかかりますが、登録できるのは原則60歳以上のため、軽作業のような75歳を超える女性でも働きやすい仕事が豊富です。提供される仕事は、「臨時的かつ短期的または軽易な就業」のため、短い時間や期間で働きたい方は、ぜひ利用してみましょう。
75歳以上の求人が豊富!高齢者向け求人サイト
「シニアジョブAGENT」のように、高齢者専門の求人サイトを利用するのも、仕事探しを効率的に進めるポイントです。
特に、75歳以上の女性が利用するならエージェントつきのサイトがおすすめ。希望条件や棚卸ししたキャリアから、その人にあった求人を探してくれます。
エージェントなしのサイトを利用しても、高齢者OKの求人に特化していたほうが、一般的なサイトより使いやすくておすすめです。
相談員と二人三脚!ハローワーク
ハローワーク(公共職業安定所)は、就業支援を中心に、仕事紹介、雇用保険、雇用対策といったさまざまな業務を包括的に行う機関です。高齢になってからの仕事探しは孤独になりがちですが、ハローワークなら相談員と二人三脚で就職活動を行えるのが魅力的です。
また、求人は若年層を対象にしたものが多かったのですが、最近ではシニア世代も応募できる求人が増えてきています。
高齢者の人脈を活かす!知人の紹介やツテで仕事を探す
75歳を超えた女性なら、人間関係やつながりを活かして仕事を見つけるのもおすすめの手段です。知人から紹介された先や、馴染みのある場所で働けば、人間関係を0から構築するストレスも少なくて済みます。
また、事前に仕事場の雰囲気や業務内容についても聞けるので、働く前から準備できるのがメリットです。
高齢でも働きやすい!75歳以上の女性に向いている仕事3選
75歳以上の女性が仕事をするときには、上述したように体への負担が少ない仕事がおすすめです。そこで、重労働なし、未経験でも働きやすい仕事を3つ紹介します。
家事スキルを仕事で活かすなら「家事代行サービス」
家事代行サービスは、仕事を長く続けていた方はもちろん、家事や育児に励んでいた方も働きやすいのが魅力です。業務で必要とされるスキルは、基本的に日常生活で行う家事の範囲内なので、長年家事をしていた方なら勤まります。
会話好きな女性なら「マンション管理人」
若年層だけでなく、高齢者向きの求人も豊富なのがマンション管理人です。具体的な業務としてはマンション内の巡回や備品に不備がないかの点検、業者によるメンテナンス等への立会、住民からの要望に対する対応などがあります。
基本的に重労働が少なく、住民や業者とコミュニケーションを取る場面も多いので、75歳以上の女性の中でも、人と話すのが好きな方にピッタリです。
未経験でもはじめやすい「飲食店の接客」
「うきはの宝」や「注文をまちがえる料理店」のように、飲食店では、高齢者ならではの温かみある接客が必要とされています。
最近では、モスバーガーやすかいらーくグループといった、大手チェーンも高齢者を積極的に採用。店舗数が多い大手チェーン店なら、自宅から近い職場を探しやすいのもメリットです。未経験でもOKというお店もあるため、75歳から仕事をはじめたいという女性にもおすすめですよ。
仕事で活きる!75歳以上の女性におすすめの資格
75歳以上の高齢者になると応募できる求人がグッと少なくなります。資格なしで働ける仕事もありますが、スキルを持っていれば、よりよい仕事に出会える確率が高まります。
そこで、仕事に活かせて、75歳からでも取得を目指せる便利な資格を紹介します。
整理収納正装(3S)コーディネーター
「整理収納清掃(3S)コーディネーター」は、日本整理収納協会が発行する整理収納や清掃の知識や実践の仕方を学べる資格です。
1級~3級まである中で、75歳以上の女性が仕事で活かすために取得するなら2級以上がおすすめ。空間を活かした収納法から、掃除用具や洗剤、汚れの種類のような細かい知識まで学べます。
資格取得を通して、家庭レベルから一歩踏み込んだ知識を得られれば、家事代行サービスや清掃業のような仕事現場でも活かせますよ。
管理業務主任者
「管理業務主任者」は、マンションの委託契約に関する重要事項の説明や、管理事務報告を行う際に必要な国家資格です。マンション管理業務を営む際は、必ず資格者の設置が義務付けられるため、マンション管理の仕事をしたい方なら、仕事探しを有利に進められます。
管理事務主任者の資格には、年齢制限がないため75歳以上の女性でも取得可能です。受講資格には2年以上の実務経験が必要ですが、経験がない方でも、実務講習を受ければ実務経験分をカバーできます。
ちなみに2021年度の全体の合格率は約20%、最高齢の合格者は82歳でした。
接客サービスマナー検定
NPO法人日本サービスマナー協会が発行する「接客サービスマナー検定」。接客サービスの基本的な立ち振る舞いからビジネスマナーまで、様々シーンで活用できる知識、技能を学べるのが特徴です。
年齢や学歴に制限はないため、基本的にだれでも試験を受けられるのが嬉しいポイント。試験の合格率は1番難しい1級で約15%、準1級だと45%ほどです。
資格取得の過程で得られた得られた知識や技能は、飲食店での接客や、家事代行サービスでお宅訪問をしたときの立ち振る舞いなど、75歳以上の女性から人気の仕事で活かせます。
未経験・未資格OK!75歳以上の女性が働くなら東京かあさん
「東京かあさん」は、ご近所にもうひとりのお母さんを持てるサービスです。働いている方の最高齢は83歳、平均年齢は67歳という東京かあさん。まさに75歳以上の女性が働きやすい仕事といえますね。
未経験、未資格でも家事や育児のスキルを活かして働けるので、長年家事をしていた主婦さんからの求人応募も大歓迎です。
75歳以上の経験を活かす!家事代行に留まらないサポート
東京かあさんで働くメリットの一つが、一般的な家事代行サービスに留まらないサポートができることです。例えば、育児が得意な女性なら子供の遊び相手や送迎、ペットが好きな女性なら犬の散歩のような業務を担当できます。
東京かあさんでは、働く方(おかあさん)ファーストで仕事ができるので、得意なことや、豊富な人生経験を活かして仕事ができますよ。
週1、2.5時間~OK!体調に合わせて仕事ができる
東京かあさんでは、ライフスタイルに合わせた働き方を実現できます。1件だけを専任してもいいですし、2件以上のお宅を兼務して働くことも可能です。
担当するご家庭によっては週1回、2時間~働けるため、Wワークをしたい方や、体力的に不安がある75歳以上の女性でも安心して働けます。
ご家庭とのマッチングが上手く行けば、自宅や職場から通いやすいお宅で効率よく仕事に励めるのも嬉しいポイントです。
1分でわかる!東京かあさんってこんなサービス
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