夫婦間の家事を見やすく管理!家事分担表を作るメリット
家事を家庭内で分担している場合、家事の分担がわからなくなってしまうのはよくあるパターンです。そんなトラブルが起きないよう、家事分担表を作って家事の分担をわかりやすく管理するのがおすすめ。家事分担表を作るメリットや、家事分担表をおすすめする理由を詳しく紹介します。
家事分担表で現状がすぐに分かる
家事分担表を作るメリットとして挙げられるのが、家事の項目が目で見てパッとわかりやすくなる点です。家事と一口に言われても、その内容は多岐に渡ります。夫婦で家事を分担しようと思った時、お互いに思い描く家事の内容が一致しているとは限りませんよね。
それならまずは一緒に家事の分担表を作って、分担するべき家事を視覚化してみましょう。どちらかが気付かなかった家事が出てくることで、家事の大変さを一度共有することはとても大切です。
最近では「名もなき家事」と呼ばれる、トイレットペーパーの交換や麦茶づくりなどのちょっとした家事が負担になっているという話も耳にします。ますは家事の内容を視覚化して、やるべき家事の内容を確認しましょう。
家事に対する責任感が高まる
家事の分担表を作っておくことで、家事に対して自分事として捉えやすくなります。誰かがやってくれるものではなく、自分が積極的にやるものとして、家事に対する意識も変わっていくでしょう。視覚的に誰が当番なのかわかりやすいと、担当の人にも責任意識が芽生えます。
分担を作っても順番がぐちゃぐちゃになってしまったり、当番の交代が頻繁で正確な担当がわからなくなってしまうことが多い。そんなカップルや夫婦の場合は、分担表を作ってお互いに責任意識を強く持つことが大切ですよ。
うっかり忘れを防止できる
家事分担表をわかりやすいところに貼っておけば、分担を忘れる心配がなくなりますよね。せっかく家事の分担をしているなら、忘れずにこなしてお互いにストレスを感じない生活を送りたいですから、分担を忘れないというのは最低条件です。
朝起きて、目につくところに家事分担表があれば、自分がその日にやるべき家事がわかります。忙しくて交代してもらったら、そのことも書き込めるような家事分担表を作りましょう。家事の分担を忘れて、小さないざこざに繋がるリスクをグッと減らすことができますよ。
夫婦間のやり取りがスムーズになる
家事分担表の作り方によっては、担当を書くだけでなく家事をやったかやっていないかのマークを付ける表を作ることも可能です。終わっているのかが確認しなくてもわかれば、お互いに不要な口出しをしなくて済みますよね。
毎回「今日は当番だけど終わったの?」と確認されると、やる気がなくなってしまう人も多いはず。家事分担は、喧嘩に発展しやすいきっかけでもあります。どちらかが当番を忘れがちな夫婦やカップルは、当番が終わっているサインがつけられる家事分担表を作成するのがおすすめです。
お互いが納得◎家事分担表を作るときの4つのコツ
それでは実際に家事分担表を作る際、チェックしたいポイントについて紹介します。家事はどんどんやるべきことや必要なことが変わっていくものなので、少しずつ育てていく気持ちで、自分たちだけの家事分担表を作ってみてください。
コツ① 細かい家事まで挙げていく
家事分担表を作る前に、まずは分担する項目についてしっかりと話し合います。最初はお互いに、思いつく家事を挙げて一覧表にしてみましょう。この時、分担するかどうかではなく「こんな家事もあるよね~」くらいの軽い気持ちで挙げていって問題ありません。
家事の一覧表を作る際は洗濯物ではなく、洗濯物を干す・取り込む・たたむのように、細分化して考えることが大切です。名もなき家事と呼ばれるような小さな家事も思いつく限り書き出して、こんなに家事があるんだなということを共有してください。
家事の一覧表ができたら、分担を決めていきます。交代制でやるもの、どちらかに固定するもの、気づいた人がやるものというように、大まかに分けると3つのパターンに選別していきましょう。
コツ② 相手の苦手な家事を考慮する
家事の分担を決める際には、お互いの意見をしっかりと聞き入れることが重要です。それぞれに得意・不得意な家事があると思うので、相手の考えや苦手意識を尊重しながら分担を決めてみてください。
例えば片方がどうしても料理が苦手なら、料理はもう片方に固定する。その代わり、洗濯は料理をしない方に固定という感じですね。仕事が終わる時間や育児の隙間時間など、その家事をいつするのかも考慮しながら、自分たちに合った家事分担を決めていきましょう。
コツ③ 家事分担の割合はユルめに設定
家事分担表を作る時に気を付けてほしいのが、平等にこだわりすぎないことです。5:5で家事の分担をきっちり分けようとするのは難しいので、お互いがやりやすい分担を優先して当番を決めると良いですね。
きっちり半分にこだわると、相手が少しやらないだけで「ずるい」という感情が生まれてしまいます。できる方がやる、気づいた方がやるという余裕を残す、家にいる時間が長い方が少し多めに当番をするなど、自分たちが納得のいく形で家事を分担しましょう。
コツ④ 予定を共有して家事分担する
家事の分担を決める時は、お互いの予定をきちんと共有することが大切です。例えば水曜日は残業になりやすいなどのスケジュールがわかっていれば、水曜日の当番は相手に任せるという分担表を作ることができますよね。
また急な残業などがあった場合も、忘れずにしっかりとスケジュールを共有してください。食事当番が残業でご飯を作れない、または食事当番がご飯を作ったのに残業で「今日はいらない」と言われるなどは、破局に繋がるほどの喧嘩に発展する恐れもありますよ。
あなたに合ったスタイルは?家事分担表作成方法4選
家事分担表を作ってみたいけど、自分で作るのは難しそう…。そんな風に悩む方のために、見本にしたい分担表をいくつかご紹介します。筆者がエクセルで簡単に作ったものも紹介するので、ササっと作ってみたいという方はぜひ参考にしてみてください。
パターン① エクセルでシンプルな家事分担表を自作
こちらは筆者が作った、簡単な家事分担表です。
分担が必要な家事を一覧にして、曜日を書き込んだだけのシンプルなもの。これくらい簡単な家事分担表であれば数分で作成が可能なので、まずはやってみたいという方はササっと手作りしてみてはいかがでしょうか。
表の中でその家事が必要ない日はオレンジで塗りつぶすなど、自分なりのアレンジがしやすいのもポイント。エクセルは行を簡単に挿入できるので、後から分担したい家事が増えても作り変えやすいです。
家事分担表の横には名もなき家事を一覧にして、気づいた人がやれるように視覚化しています。
パターン② ネット上のテンプレを活用する
インターネット上で家事分担表と検索すると、無料で利用できるテンプレートを配布しているサイトなどもあります。シンプルなものから家族で使いやすいものまで、さまざまな種類があるので、自分が使いやすいと感じるテンプレートで家事分担表を作ってみてください。
おすすめの家事分担表テンプレートを、下記にいくつかご紹介します。
・家事分担表:ダウンロード無料のテンプレート倉庫
ポイントを書き込めるので、時間などを指定したい方におすすめ。
・ Office テンプレートの家事分担表
シンプルでわかりやすい、ムダのない家事分担表を作成できます。
・家事分担表・お手伝い・お掃除スケジュール
シンプルなやることリストや、マグネットづくりに使える家事イラストを配布しています。
パターン③ 家事分担表はアプリで管理
家事の分担表を紙にして貼るのではなく、アプリで管理するという方法もあります。アプリで管理すれば家にいなくても当番を確認でき、細かな設定やトライ&エラーがやりやすいというのがメリットです。
少し変えたい時にも、いちいちパソコンなどを使って作り直す必要もなし。スマホを使う時間が長い夫婦やカップルは、アプリでの家事分担もぜひ検討してみてください。
・yieto
家事のタスクを分担できる便利アプリ
パターン④ 家事分担をホワイトボードへ記入
100円ショップで売られているホワイトボードに、ささっと手書きして家事分担表を作るのも良いでしょう。1週間ごとなど、予定に合わせて細かく分担を変えたい夫婦やカップルは、サッと手書きで作った方が効率が良い場合もあります。
分担を変える頻度やスケジュールに合わせて、使いやすい道具を選んでみてください。
子どもも一緒に!「家族みんなの家事分担表」もアリ◎
家事分担表と聞くと夫婦やカップルだけの問題と感じるかもしれませんが、子どもがある程度大きければ家族で家事分担表を作るのもおすすめです。
子どもにだってできることはたくさんあるはずですし、将来的に家事ができるようになってほしいなら小さいうちからどんな家事があるのかを教えておくことはとても大切です。ママやパパがこんなに家のことをやってくれていると、子どもが理解する良いきっかけにもなりますよね。
子どもを含めて家事分担表を作るなら、視覚的にわかりやすいイラストなどを盛り込んで、楽しく家事ができるような当番表を作ってみましょう。
家事分担に困った時に!「東京かあさん」が家族の一員に◎
家事分担表を作ってみたけど、夫婦やカップルだけでは家事の分担が回らない。お互いに忙しくて、なかなか家事に手を掛けられない。そんな時は、東京かあさんに家族の一員としてサポートをさせてください!
スタッフのお母さん達は、熟練主婦の経験と知恵を活かして、家事をテキパキとこなしてくれる頼れる存在です。近所に第二の母を持つ感覚で、気軽に利用できるのが東京かあさんの最大の魅力。
家事代行感覚で掃除や料理、洗濯をお願いするのはもちろん、子どものお世話や送り迎えなどお母さんができることは何を頼んでもOKです。近くに家族や友達がいない時には、お話し相手にだってなっちゃいます。
家事分担がうまく行かず、夫婦やカップルの関係がギスギスしてしまう前に、ちょっぴりおせっかいなお母さんのサポートで2人の生活を円滑に回しましょう。
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