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2021.07.18

ドラム式洗濯機の掃除のコツ!カビ・ホコリをキレイに

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ミソシル編集部

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ドラム式洗濯機は定期的に大掃除をしてほしい家電の1つ。ぱっと見は汚れていないと感じていても、掃除をしていないとカビやホコリが必ず溜まっています。汚い洗濯機で洗濯物を洗っていてもきれいになりませんよね。そこで、今回はドラム式洗濯機の掃除のコツをお伝えします。

ドラム式洗濯機の掃除をせずに放置したらどうなる?

ドラム式洗濯機の掃除を怠るとどのような状態になるのでしょうか。

■フィルター

フィルターにホコリやカビが溜まっていると、目詰まりしてしまいます。それによって洗濯をすると服にホコリがつくなどの現象が起こります。

■洗濯槽

洗濯槽に細菌が発生していると、洗った洗濯物にも細菌が付着してしまう可能性が高いです。その結果、しっかり乾かしても生乾き臭のような嫌なニオイが残ってしまいます。

■洗剤投入口

洗剤投入口にヌメリが発生するとそこに洗剤が溜まってしまい、規定量の洗剤が投入されなくなってしまいます。洗濯物にもカビの細菌がついてしまって不衛生です。

■洗濯機本体

洗濯機本体にもホコリがたくさん溜まります。扉の周りについているゴムパッキンの隙間にも糸くずが溜まっていて、ニオイの原因につながる可能性が高いです。脱衣洗面所は湿気が高い空間なので、水分とホコリなどによって洗濯機周りのクロスや床にカビが発生することもあります。

 

ドラム式洗濯機をきれいに掃除するコツ

では、ドラム式洗濯機をきれいに掃除するには、どのようなコツが必要なのでしょうか。

■フィルター掃除のコツ

まずはフィルターの掃除を行いましょう。一般的なドラム式洗濯機には2種類のフィルターがあります。

・排水フィルター:排水するときに洗濯水に含まれた汚れをキャッチする

・乾燥フィルター:乾燥モードを使用したときに出たホコリなどを回収する

ドラム式洗濯機のメーカーによって名称は異なります。それぞれの掃除方法を見ていきましょう。

■排水フィルターの掃除方法

排水フィルターの掃除方法をお伝えします。

①脱水運転を行う

排水フィルターを外す前に脱水運転を行うことがコツの1つです。脱水運転をすることでドラム内の水を抜くことができます。こちらの工程を抜かすと、排水フィルターを外したときに水が勢いよく飛び出て床を汚す可能性があるので注意しましょう。

②排水フィルターを外す

脱水運転をしても水が残っている可能性があるので、雑巾などを添えながらゆっくりとフィルターを外しましょう。

③汚れを取る

排水フィルターについている糸くずやホコリを取りましょう。汚れは取りにくい場合は、水をかけながら歯ブラシなどでこすり落としてください。メーカーによっては、フィルターの根元についているゴムパッキンに潤滑油が塗られていることがあります。潤滑油まで落としてしまうと、フィルターの着脱がしにくくなってしまいますので注意しましょう。

④差し込み口を掃除する

フィルターの差し込み口が汚れていたら、雑巾などで拭き取ってきれいにしましょう。

⑤排水フィルターを戻す

元の通りに排水フィルターを戻してください。しっかりと差し込まれないと水漏れの原因につながります。

■乾燥フィルターの掃除方法

乾燥フィルターの掃除方法のコツをお伝えします。

①乾燥フィルターを外す

乾燥フィルターはホコリが溜まりやすいので、乾燥モードを使った後は毎回掃除をした方がいいでしょう。その他のコースでも、メーカーによって使用後に毎回掃除した方が良い場合があります。取扱説明書を見て確認しましょう。

②汚れを取る

乾いたホコリが多いので毎日やれば目詰まりは起こりにくく、すぐに汚れが取れます。汚れがひどいときは湿った雑巾で拭いたり、洗剤は使わずに水で洗い流しましょう。フィルターを濡らした場合は完全に乾かしてください。乾燥フィルターは比較的傷みやすい素材のため、ブラシ等を使わないようにしましょう。

③フィルターの差し込み口を掃除する

フィルターの差し込み口にホコリが溜まっている場合は、雑巾などで拭き取ります。汚れが取りにくいときのコツは綿棒を使うことです。濡らさずに乾いた綿棒でホコリをキャッチしてください。

②洗剤投入口の掃除のコツ

続いて、洗剤投入口の掃除のコツをお伝えします。汚れがひどくない場合は、お湯で流して洗剤や柔軟剤を落とします。それでも落ちないときのコツは、クエン酸を使うことです。液体洗剤や柔軟剤は中性、または弱アルカリ性なので、酸性のクエン酸が効きます

ぬるま湯にクエン酸を混ぜ、そこに洗剤投入口の部品を入れてつけ置きしましょう。しばらく経ったら、ブラシやスポンジなどでぬめりを取って洗い流してください。

④洗濯槽の掃除のコツ

洗濯槽はドラム式洗濯機の「槽洗浄コース」で洗浄できます。月に1度くらいのペースで行いましょう。使うのは衣類用や洗濯槽用の塩素系漂白剤です。塩素系の漂白剤は洗濯槽のカビやヌメリ、菌などを溶かす効果があります。

漂白剤には酸素系もありますが、泡立ちが良いためドラム式洗濯機には不向きです。故障の原因にもつながりますので、塩素系漂白剤を使用しましょう。

④洗濯機本体の掃除のコツ

最後に洗濯機本体の掃除をしましょう。洗濯機裏や下は濡れた雑巾などで拭きましょう。手が届かない場合はクイックルワイパーなどの棒にぞうきんを巻き付けると、掃除がしやすいです。また、扉周りのゴムパッキンは割りばしにいらない布巾などを巻き付けましょう。糸くずやホコリが意外とたくさん溜まっています。

汚れがひどくて落ちない場合は、雑巾に中性洗剤を数滴たらして拭きあげましょう。きれいになったら再度水拭きしてください。

 

ドラム式洗濯機を清潔に保つためのコツは?

ドラム式洗濯機を清潔に保つために、普段からできることを紹介します。

■使ってないときは開けておく

ドラム式洗濯機を使わないときは扉を開けておきましょう閉めっぱなしだと湿気が溜まりますので、カビの元につながります。なるべく洗濯槽の中を乾燥させるように心がけてください。

■洗濯物を入れっぱなしにしない

汗をかいた服や使用後のタオルをドラム式洗濯機に入れ、長時間放置することはやめましょうまた、洗濯後も長い時間干さずに洗濯機の中に入れっぱなしにしないようにしてください。湿気が溜まり、不衛生な環境になってしまいます。

■掃除を頻繁に行う

乾燥フィルターは使うたびに掃除をすることをおすすめします。排水フィルターや洗剤投入口の清掃は2週間に1回、洗濯槽の洗浄は1ヵ月に1回を目安に行うといいでしょう。

 

この記事のここがミソ!

ホコリは基本的に水またはぬるま湯で落とそう。

洗剤の残りカスにはクエン酸が効果的!

洗濯槽は塩素系の漂白剤を使おう。

普段から洗濯機内に湿気が溜まりにくいように注意しよう。

ドラム式洗濯機は掃除が大変な家電です。しかし、こまめにお手入れをすることで、長持ちしたり洗濯物をよりきれいに洗うことができます。正しい方法やコツをマスターして、ドラム式洗濯機を清潔に保ちましょう!

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