なぜお風呂の天井にカビが生えるの?
そもそもなぜお風呂天井にカビが生えるのでしょうか?それは、湿度も温度も高いことで、カビが発生しやすいエサをつくりやすくなるからです。
身体を洗う際に落ちた汚れなどが、シャワーを浴びたときに飛び散ると、それがカビのエサになるため、そこからカビが繁殖していくのです。
予防をしようとしてもお風呂という性質上、換気しにくく、湿度が高い状態が続くので難しいのです。
お風呂の天井のカビ掃除手順
カビ汚れがそんなに目立たない段階でも、既にカビ菌は発生しているので、月1回は掃除することをおすすめします。これから紹介していく掃除方法で、こまめに除菌していくとカビ菌も徐々に減り、お風呂全体のカビが発生する頻度も少なくなっていきますよ。
掃除手順
1.ペーパーモップにキッチンペーパーなどをつける
初めにペーパーモップにキッチンペーパーや専用ペーパーを巻きつけましょう。キッチンペーパーの場合、2〜3枚ほど重ねると破れにくく頑丈になります。マイクロファイバークロスや雑巾などでの代用も可能です。
2.アルコール除菌スプレーをキッチンペーパーにかける
次に巻き付けたペーパーモップなどに、アルコール除菌スプレーをしっとりするくらいまで吹きつけます。
3.床と同じような感覚で天井を拭く
最後にペーパーモップを天井に向けて、床と同じように拭いてください。この際、壁や換気扇なども掃除してあげるとなお良いでしょう。これら一連の作業での天井掃除は、約5分程で終わりますので、空いた時間で簡単にできます。
お風呂天井のカビは予防できる!6つの予防方法
お風呂に出来るカビで、厄介なのが黒カビです。特にゴムパッキンについてしまうと、なかなか落とすことができません。また、ピンク色の汚れ(赤カビ)は、洗っても繰り返しできてしまうので掃除が面倒になる方も多いはず。
ですが、「カビを洗い流す」「しっかり乾燥させる」この作業により繁殖力を低下させ、カビの発生を防ぐことができますよ。
予防対策1:こまめに換気する
換気はカビ予防の定番です。毎日、換気扇を最低2時間以上は回すようにしてください。換気時間が長ければ長いほど、予防効果が高まります。またお風呂に入るとき以外は、換気しておく習慣を身に着けるのもおすすめです。それによって、常に浴室に風が流れ、湿気もたまりにくくなるので、カビが発生しにくくなります。
予防対策2:カビに熱湯をかける
カビは熱に弱いので、お風呂上がりに50℃以上の熱いシャワーをかけることで簡単に撃退できます。カビ1ヶ所あたり、約90秒程度かけることで根絶可能です。やけどに注意しながら、週1回を目安にお風呂上りに実践してみてください。
予防対策3:水気を切る
カビは湿度が高ければ高いほど繁殖してしまうので、水気をしっかり切ることも大切です。お風呂に最後に入った人がお風呂の栓を抜き、浴室内を拭くようにしましょう。
軽く全体を50℃以上の熱いシャワーで洗い流し、体を拭いたバスタオルで壁や床、天井についた水滴を拭けば完了です。「スクイージー(ワイパー)」を用意しておくと、3分ほどで水気を切ることができ、さらに早く乾燥できるので簡単です。
予防対策4:カビ予防アイテムを活用する
熱湯で洗い流したり、水を切ったりするのが面倒と感じる方は、カビ防止グッズを活用することをおすすめします。水を注ぐだけで銀イオンの煙が広がって、浴室全体を抗菌してくれるアイテムや、お風呂天井に吊るすだけで半年間、防カビ効果続くアイテムなどさまざまな商品が販売されています。
予防対策5:”浮かせる”収納グッズに変える
シャンプーボトルの裏がぬめっていることはありませんか?カビが発生するようであれば、収納の仕方で改善できます。
たとえば、シャンプーボトルやボディーソープなどはラックに収納することで、水切りも良く通気性も良いのでカビも発生しにくくなります。お子さんがいる家庭で、お風呂でおもちゃを使う方は、「収納ネット」にしまうことで自然と水が切れるので、カビ予防になります。
通気性が良くなる収納グッズが、たくさん販売しているので探してみてくださいね。
この記事のここがミソ!
・湿度の高い温かい場所に、「カビ」は発生しやすい
・お風呂天井は、ペーパーモップ+キッチンペーパーで拭く。
・換気扇は、1日最低2時間以上は回す
・カビには、50℃以上の熱いシャワーをかけて撃退する
今回は、お風呂天井のカビ掃除・予防方法をご紹介してきました。少しの手間はかかりますが、掃除のついでやお風呂あがり、お風呂天井掃除に取り組んでみてくださいね。
月1回の天井掃除ができれば、お風呂全体のカビの発生も予防できるので、ぜひ今日から始めてみましょう!
よく読まれている記事
RANKING