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2021.05.26

お風呂の水垢を掃除して目指せピカピカバスルーム!

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ミソシル編集部

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ふとお風呂の蛇口や壁などを見て、ウロコのような白い汚れが気になったことはありませんか?これは、水回りに発生しやすい水垢。浴室のデザインによっては、白い水垢がかなり目立ってしまいます。今回はお風呂の水垢の掃除方法や注意点、水垢を防ぐコツをお伝えします。

なぜお風呂に水垢が発生するの?

「水垢」は、その名の通り水から発生しています。正確にいうと、お風呂で使用している水道水にはカルシウム・カリウム・ナトリウム・マグネシウムの4大ミネラルが含まれており、水分が蒸発するとこれらの結晶として水垢が残ってしまうのです。

ちなみに、お風呂で見受けられるザラザラとした汚れやヌメリは、水垢ではなく「湯垢」。これは水道水に含まれるマグネシウムと石けんの成分が化合して発生したもので、水垢とは別物です。

 

お風呂の水垢の掃除方法

お風呂に発生した水垢は、頑固な汚れになる前に落とすことが大切です。いくつかの方法があるので、ご自宅にあるアイテムを組み合わせて掃除しましょう。

水垢の掃除方法①スポンジを使う

最もシンプルな方法は、スポンジで水垢を擦り落とすやり方です。お風呂用のクレンザーと一緒に、スポンジで優しく擦りましょう。クレンザーは泡立てないように、そしてスポンジは水分を含まない状態で使うのがポイントです。

また、メラニンスポンジと歯磨き粉で代用することもできます。粒入りの歯磨き粉は浴槽などを傷つけてしまう可能性があるため、粒が入っていないタイプのものを選びましょう。

水垢の掃除方法②酸性の洗剤を使う

水垢はアルカリ性のため、汚れを中和させて落とすには酸性のアイテムを使うのがおすすめ。酸性の洗剤に含まれている酢酸が、水垢や石鹸かすを分解してくれます。界面活性剤入りの洗剤の場合、浴室に発生しやすい皮脂汚れを同時に落とす効果も得られますよ。

ただし、酸性洗剤を使用すると手が荒れてしまう可能性が。また、塩素系の漂白剤と合わせて使用すると、有毒ガスが発生してしまいます。ゴム手袋を使用する、使用方法をよく確認するなど、取り扱いには十分注意しましょう。

水垢の掃除方法③クエン酸水を使う

酸性洗剤の使用を避けたい方は、クエン酸を活用してみては。柑橘類由来のクエン酸なら、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使うことができます。以下の手順で、クエン酸水を作ってみましょう。

なお、浴槽内の水垢には、水を張ってクエン酸を溶かしておく方法でも可能です。なかなか水垢が落ちないときは、作業を繰り返して汚れを落としてみてください。

1.クエン酸の粉末を水で溶かし、スプレータイプの容器に注ぎ入れる
2.水垢が付いている部分に、先ほどのクエン酸水を多めに吹きかける
3.その部分をキッチンペーパーで覆い、さらに上からラップで蓋をする
4.2時間ほど経ったら、スポンジで水垢を擦り落とす

水垢の掃除方法④重曹を使う

重曹は水垢と同じアルカリ性のため、中和によって汚れを落とすことはできません。しかし、重曹の細かい結晶が研磨剤の働きをしてくれるので、水垢を落としてくれます。

そこまで強くこびり付いていない水垢は、重曹をかけてボール状にしたラップで擦るだけでOK。酸性の湯垢を一緒に落としてくれるので、皮脂汚れが目立つ場所の掃除にもぴったりですよ。

 

水垢を掃除する際の注意点

お風呂の内装や浴槽は、強い摩擦によって傷がつく恐れがあります。そのため、頑固な水垢を擦り落とそうと、力いっぱいゴシゴシと磨くのはNG。とくに研磨剤のような働きをする重曹やクレンザーを使う際は要注意です。なかなか綺麗にならない場合、強く擦って水垢を落とすのではなく、先ほどご紹介した手順を繰り返すよう意識しましょう。

水切りと換気で水垢予防を!

水道水を使用するお風呂場は、水垢が発生しやすい環境といえます。そこで、日ごろから水垢をできるだけ発生させないようにすることが大切です。

そのうえで重要なのは、原因となる水道水をできるだけ浴室に残さないこと。水切りワイパーで壁や床、鏡などに付いた水分を切っておきましょう。シャワーヘッドや蛇口周りなど水切りワイパーを使いにくいエリアは、タオルで軽くふき取ってもいいですね。

また、入浴後は換気しておくことも忘れずに。窓を開けておく、換気扇を回すなど、浴室内の湿度を下げるようにしておきましょう。これらは水垢に加えてカビ予防にも繋がるので、お風呂掃除の手間がグッと減りますよ。

 

この記事のここがミソ!

アルカリ性の水垢には酸性の洗剤を!

酸性洗剤の代わりに、スポンジやクエン酸、重曹で掃除する手も!

・水垢の発生を防ぐため、入浴後は水気を取って換気をしよう

放置するほどこびり付いて、落ちにくくなってしまう厄介な水垢。簡単に落ちそうな水垢はスポンジ、頑固なものは酸性の洗剤を使うなど、状況に応じたアイテムを選んでくださいね。

そして掃除をしたあとは、水垢予防にも着手してみては。日ごろからお風呂の水切りや換気をしておけば、お風呂の掃除がずっとラクになるはずですよ!

 

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